医療機器
耳鼻咽喉科用3DーCT
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耳や鼻などの耳鼻咽喉科領域は、非常に複雑な構造から成り立っております。当院では、正確な診断、治療を行うため耳鼻咽喉科用3D―CTを導入しております。被爆線量が一般的なCTに比べ、約1/7(胸部X-Pの約1/2)の被爆量であるにも関わらず、高い解像度を有しております。
レーザー治療器 鼓膜切開装置オトラム(OtoLAM)
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当院では、炭酸ガスレーザーによる鼓膜切開装置オトラム(OtoLAM)を導入しました。
中等度から高度の急性中耳炎や難治性の滲出性中耳炎に対して、鼓膜切開術が行われます。これは、貯まっている膿や滲出液を出す目的で行われますが、病気の要因の一つとして、中耳の喚起障害が考えられるため、ある一定期間、切開部が開存し、中耳を喚起させることが重要と思われます。
通常の鼓膜切開刃を用いた切開は、約4日程度で切開部が閉鎖し、病状が再発し、再度切開が必要となる場合があります(特にお子様の場合は、切開部が早く閉じる傾向があります)。
OtoLAMは、世界最大の医療用レーザーメーカーであるルミナス社が製造した最先端のレーザー治療機器で、200ミクロンという非常に細いレーザー光をコンピュータ制御で精密に超高速でスキャンすることにより、瞬間的に好きな大きさの穴をあけることが出来ます。治療はモニターを見ながら行い、穴が空く瞬間「ぽん」と音がしますが、内耳への影響はなく、余分なレーザーは奥の浸出液や膿汁に吸収されますので、中耳への影響も無視できます。また痛みや出血もほとんどありません。穴の大きさにもよりますが、約8日から2週間くらい穴があいており、切開刀で切開した場合に比べ長く穴があいているお陰で、中耳炎の治療期間と抗生物質の使用期間を短くすることができます。通常の鼓膜切開とチューブ留置手術の中間に位置する医療であり、抗生剤使用期間の短縮により、耐性菌出現のリスクとチューブ留置手術が必要となるケースを減らす事ができ、患者さんへのメリットはとても大きいと考えられます。
もちろんアレルギー性鼻炎に対するレーザー治療や、鼓膜穿孔閉鎖術への応用も可能です。
電子スコープ
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オリンパス社内視鏡システムを導入しております。耳・鼻・喉を詳細に観察することができます。
エコー
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頚部の腫脹や違和感、甲状腺の観察を行います。
マイクロデブリッター
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鼻茸や副鼻腔内の病変を吸引し切除します。